小学校に上がる前、50年ほど前のことです。
当時はパンやら、お菓子やら、
アイスやら、、売ってる個人商店が
そこここにありました。
家の近くのお店は、フジパンを扱っていたので、
フジパンの看板がありました。
耳でも聞いてたし、カタカナなので、
当時の私も、
フジパンということを認識してました。
母親と車で出掛けたとき、
フジパンではない、お店がありました。
家の近くにはない、馴染みのないパンです。
「「やーパン」って読むの?」と
母に聞くと、「違うわよ、だいいちパンよ」と
言われてしまい、???になりました。
ひらがな、カタカナをようやく習得したばかり、
どう見たって、だいいちパンでもなく
漢字は知らなかったけど、第一パンでもなく、
理解ができませんでした。
月日が流れ、私が「や」だと思ったのは
「第」の略字、「㐧」で
「ー(伸ばす音)」だと思ったのは
漢字の「一」ということを理解して、
ようやく納得できました。
とはいえ、夫が買ってきた食パンに
ついている「㐧一パン」を見ると、
やっぱり、「やーパン」だよね、、と思う、
あらかんです。