chie の おぼえがき

あらふぃふ から あらかん へ。日々の出来事のおぼえがき

あれから10年

東日本大震災が起きてから、今日で10年。

 

あの日、都内の職場で廊下を歩いていたら、

緊急地震速報が流れ、訓練?と

思った瞬間、大きな揺れ、

あ、本当なんだ、、と、妙に冷静な自分。

まさか、こんなに大変な地震だとは。

 

下の娘たちは春休み前で早い時間に帰宅済、

夫も車で帰宅。

上の娘は都心のバイト先から歩いて帰宅。

 

その日は金曜日で、山盛りの仕事があり、

帰宅できない同僚たちと21時とかまで、

仕事してました。

 

職場に泊まる人もいたけど、

夫の運転する車に乗り、

同僚たちを送り届けました。

通常なら、1時間もかからないところ、

数時間、、

戻ってくるときに海の近くの道を通ると、

液状化で道路は砂っぽく、

停電で信号機は消え、

遠く離れた関東でも被害を

目の当たりにしました。

 

未明に帰宅すると、

留守番していた娘たちが

津波で大変なことになっていると、、

被害の甚大さに心がいたみました。

何度も訪れている、岩手の海の変わりよう、

本当に信じられない気持ちでした。

 

岩手の親族は内陸部なので、

停電はしてるけど、津波の被害はなく、

無事と、安否確認できたのは、

いつだったのだろう?

記憶が薄れてしまいました。

 

週が明けて、

仕事は基本、自宅待機でしたが、

維持業務のため、徒歩通勤の自分は出勤。

 

次第に明らかになる被害状況に

晴れない気持ちで、

職場に向かう足取りは重く、、

そんな日々がしばらく続き、

それでも、春の花々が咲き始めると、

少しずつ気持ちも穏やかな方向に

向かっていったように思います。


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そのときに気持ちをもらった

寒緋桜、今年も綺麗な花をみることが

できました。

この花をみると、

当時のことを思い出します。

 

あの日のことを忘れないよう、

今日は書き留めました。

 

あれから10年、

その間も様々な災害もあったり、

考えることも多くなりました。

ありがたい、、という気持ちを忘れずに

日々過ごしていきたい、

あらかんです。